暮らし向きが良くなり

レビ25:26-27「その者に買い戻しの権利のある親類がいないときは、その者の暮らし向きが良くなり、それを買い戻す余裕ができたなら、売ってからの年数を計算し、なお残る分を買い主に返し、自分の所有地に帰る」
人生、山あり谷あり、というところでしょうか。主がおっしゃっておられるのです。そのときは、買い戻すことができなくても、暮らし向きが良くなり、買い戻す余裕ができたなら買い戻しなさい、ということです。いつも祝福を受けて人生につまづくことがない、という人がいるなら、その人は神から愛されていない人です。人生に迷い、何度も判断を誤り、いわれのないトラブルに巻き込まれ、病気に犯され…このような人生は祝福でしょうか?クリスチャンの生活は普段の人と変わりないように見えます。しかし、最も大きな違いは「神とともに歩む」ということです。同じことをパウロも証言しています。「私の労苦は彼らよりも多く、牢に入れられたことも多く、また、むち打たれたことは数えきれず、死に直面したこともしばしばでした(2コリ11:23)」この言葉の後、パウロの受けた試練の数々が書かれています。それでもパウロは神を信じることを諦めず、福音のみを自分の誇りとし、多くの人に伝道しました。いつまでも続く試練はありません。終わりのない悲しみを神は人にお与えになりません。暮らし向きがよくなったら、いろいろなものを買い戻しましょう。