子どもを愛するなら

箴13;24「むちを控える者はその子を憎む者である。子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる」
現代ではむちで子どもをたたくなら、虐待容疑で逮捕されることもありえます。特にアメリカでは実の親であっても、子どもにあざや傷が残るような行為が発見されるなら、親は逮捕拘留され、子供は児童施設に保護されます。たとえそれが教育の一環であっても行き過ぎた行為と見なされ裁判では有罪になる可能性があります。では、聖書の教えはどのように守ればよいでしょうか?どんな子どもにも正しいことと悪いことを教えなければ、子どもはわがままになるだけです。持って生まれた性格は直しようがないですが、親が性格の欠点を指摘することはできます。子どもは自分の性格には欠点があると認識して人生を歩むのと、そうでないのとでは大きな違いがあります。自分を制することができる子は、近くにいるアドバイザーによってしっかりと行動をコントロールされている子どもたちです。むちを使うかどうかは別にして、親が子を愛するなら、子どもが悪の道を歩むことを望むはずがありません。子どもを放任しておいて、子どもが犯罪を犯しても自分には責任がないといいきれるでしょうか?自分の子どもが死んでもいいと思うなら別ですが、親の愛がそこまで冷え切っているとは思いたくありません。聖書の教えは今も生きているのです。