律法の再確認

ヨシュ8:34「それから後、ヨシュアは律法の書にしるされているとおりに、祝福とのろいについての律法のことばを、ことごとく読み上げた」
アイの攻撃については多くの学ぶべき点がありました。ヨシュアは確かに主の言われたとおりにしましたが、民の中に自分の欲のために分捕りものを隠した者もいたのです(7:21)。教会も罪がその中にあるなら、なかなか前に進まないことがあります。常にすべての人に目を配り、個々の生活まで管理することは難しいでしょう。特に何千人ものメガチャーチとなると大変です。教会が罪を犯さないための品行方正を目的とした施設なら話は別ですが、あくまでも信仰を基本とした組織である以上、個々の信仰も神に委ねるしかありません。それでもヨシュアは、もう一度律法について民に再確認をさせました。律法には365の「してはならない」という文と248の「しなさい」という文の合計613から成っています。それらは出エジプト、レビ、民数、申命に書かれ、ヨシュアはそのすべてを読み上げたことになります。イエス様は神を愛することと、人を愛することがすべての律法をカバーすると言われました。(マコ12:28-30)。現代で守るべき律法は2つです。もし、神も人も愛せないのなら、もう1度ヨシュアがしたように律法の再確認が必要です。