2010-01-01から1年間の記事一覧

へりくだりなさい

1ペテ5:6「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」 ペテロだけではなく、ヤコブも同じことを言っています(ヤコ4:10)。2人の使徒が同じ意見で、聖書に同じように書…

さばきは神の家から

1ペテ4:17「なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう」 エゼキエルには「まずわたしの聖所から始めよ(エゼ9:6)」とあります。さば…

箱舟とバプテスマ

1ペテ3:21「そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです」 ノアの箱舟はバプテスマの型だと言っています。…

ベニヤミンの存続

士師21;14「そのとき、ベニヤミンは引き返して来たので、ヤベシュ・ギルアデの女のうちから生かしておいた女たちを彼らに与えた。しかし、彼らには足りなかった」 ベニヤミンには自分たちの娘はやらん…ということですが、それでは同胞が消えてしまいます。ベ…

よく似た比喩

士師20:46「こうして、その日ベニヤミンの中で倒れた者はみなで二万五千人、剣を使う力ある者たちであった」 ベニヤミン族は気が荒く、左利きが多かったと書かれています。エフライムに住む老人に処女の娘がいました(19:24)。おそらく、年老いてできた大…

ダン族の堕落

士師18:1「そのころ、イスラエルには王がなかった。そのころ、ダン人の部族は、自分たちの住む相続地を求めていた。イスラエルの諸部族の中にあって、相続地はその時まで彼らに割り当てられていなかったからである」 ダンには相続地が割り当てられなかったと…

神不在

士師17:6「そのころ、イスラエルには王がなく、めいめいが自分の目に正しいと見えることを行なっていた」 そのために「さばきつかさ」が立てられ、イスラエルを裁いていたはずです。しかしサムソンの話の後に、ミカという人の話になり、ダン族とのいざこざに…

サムソンとデリラ

士師16:5「すると、ペリシテ人の領主たちが彼女のところに来て、彼女に言った。『サムソンをくどいて、彼の強い力がどこにあるのか、またどうしたら私たちが彼に勝ち、彼を縛り上げて苦しめることができるかを見つけなさい。私たちはひとりひとり、あなたに…

ユダの地での戦い

士師15:15「サムソンは、生新しいろばのあご骨を見つけ、手を差し伸べて、それを取り、それで千人を打ち殺した」 サムソンが住んでいたエタムはベツレヘムの少し南の山地でユダ領でした(8)。ユダ部族はサムソンを説得し、ペリシテに差し出そうとしましたが…

名前の不思議

士師13:21「―主の使いは再びマノアとその妻に現われなかった。―そのとき、マノアは、この方が主の使いであったのを知った」 よくわからないのは、マノアと語っているのが、主ご自身なのか、主の使いかということです。主の使いだと理解しているのに「私たち…

存在の薄い士師たち

士師12:15「ピルアトン人ヒレルの子アブドンは死んで、アマレク人の山地にあるエフライムの地のピルアトンに葬られた」 エフタは親が違うために、のけ者にされごろつきと一緒にいました(11:3)。エフタはこの頃に異教の神を知ったのだと思われます。自分の…

おごる者、侮る者

士師8:6「すると、スコテのつかさたちは言った『ゼバフとツァルムナの手首を、今、あなたは手にしているのでしょうか。私たちがあなたの軍団にパンを与えなければならないなどとは』」 ヨルダン川を渡ったギデオン一行は300人でした(4)。スコテやベヌエ…

バラクvsシセラ

士師5:20「天からは、星が下って戦った。その軌道を離れて、シセラと戦った」 聖書解説本によっては、デボラが士師の一人として数えられていますが、デボラは預言者であり彼女が任命した士師がバラクです。カナンの王ヤビンには強力な将軍シセラが仕えていま…

シャムガル

士師3:31「エフデのあとにアナテの子シャムガルが起こり、牛の突き棒でペリシテ人六百人を打った。彼もまたイスラエルを救った」 3番目のさばきつかさの名前はシャムガルといいます。ここと士師記5章に名前が出てくるだけで、シャムガルの正体はわかってい…

ヨシュアがいなくなって

士師1:3「そこで、ユダは自分の兄弟シメオンに言った。「私に割り当てられた地に私といっしょに上ってください。カナン人と戦うのです。私も、あなたに割り当てられた地にあなたといっしょに行きます。」そこでシメオンは彼といっしょに行った」 ユダとシメ…

イエス様の最後の言葉

ヨハネ21:22「イエスはペテロに言われた『わたしの来るまで彼が生きながらえるのをわたしが望むとしても、それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい』」 ペテロは年を取ると、ほかの人に帯を引っ張られてどっかに連れて行かれるよ…

トマスについて

ヨハネ20:26「八日後に、弟子たちはまた室内におり、トマスも彼らといっしょにいた。戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って「平安があなたがたにあるように。」と言われた」 ヨハネはトマスと交流が深かったのか、彼について詳しく書いています…

間違った律法

ヨハネ18:28「さて、彼らはイエスを、カヤパのところから総督官邸に連れて行った。時は明け方であった。彼らは、過越の食事が食べられなくなることのないように、汚れを受けまいとして、官邸にはいらなかった」 ルカでは、ピラトからヘロデに送られ、さらにピラ…

世界が存在する前

ヨハネ17:5「今は、父よ、みそばで、わたしを栄光で輝かせてください。世界が存在する前に、ごいっしょにいて持っていましたあの栄光で輝かせてください」 現在の宇宙の常識は、137億年前のビックバンによって宇宙が始まり、現在も宇宙は膨張し続けているという…

その方

ヨハネ16:13「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです」 イエス様がいなくならないと、聖霊を送…

2回も言われた

ヨハネ15:12「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです」 数節後にもう一度同じ言葉が繰り返されています(17)。イエス様が2回繰り返して言うなら、それは注意して聞くべきだと思います。それにしても、実…

何でも求められる

ヨハネ14:17「その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです」 父の話か…

洗足

ヨハネ13:15「わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです」 東京、目黒には洗足という駅がありますが、この駅の名前は、洗足学園の設立者が敬虔なクリスチャンで、イエス様の洗足に因んで名づけたそう…

ラザロの復活

ヨハネ11:43「そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。『ラザロよ。出て来なさい』」 ラザロ徴候という医学用語がありますが、脳死後に体が勝手に動くというもので、ラザロはもちろん聖書のラザロから取られたものです。医学の世界でも有名なラザロの…

イエス様が言われた

ヨハネ10:28「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません」 イエス様はこの章で「属する」「属さない」を強調されていますが、たとえ属さなくても「わたしはそれを…

盲人の証し

ヨハネ9:31「神は、罪人の言うことはお聞きになりません。しかし、だれでも神を敬い、そのみこころを行なうなら、神はその人の言うことを聞いてくださると、私たちは知っています」 盲人がパリサイ人に言った言葉です。安息日にいやしを行ったのはこれで2回目…

真理は私たちを自由にする

ヨハネ8:32「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」 自分の通っていた大学はミッション系だったので、図書館にはこの言葉が英語で掲げられていました。「The truth shall make you free」で、キングジェームス訳だったのを覚えてい…

もっと目立ちなさい?

ヨハネ7:4「自分から公の場に出たいと思いながら、隠れた所で事を行なう者はありません。あなたがこれらの事を行なうのなら、自分を世に現わしなさい」 イエス様の兄弟が何歳だったかは書かれていませんが、イエス様が宣教を始めた30歳の頃には、ヤコブ、ヨセ、…

カニバリズム?

ヨハネ6:54「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます」 血を飲むことは律法によって禁じられていました(レビ7:27)。しかしイエス様は自分の血を飲むように言われたのです。もちろ…

第一のしるし

ヨハネ4:54「イエスはユダヤを去ってガリラヤにはいられてから、またこのことを第二のしるしとして行なわれたのである」 イエス様はサマリヤに2日間滞在した後、カナに戻ってきました(46)。そこは第一のしるしが行われたところです。2つ目のしるし以降、具…