2011-01-01から1年間の記事一覧

どちらを優先させる?

ヨハ21:22「わたしの来るまで彼が生きながらえるのをわたしが望むとしても、それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい」 これは「この弟子はあの晩餐のとき、イエスの右側にいて(20)」とあるように、ヨハネ自身のことです。…

ピラトも気づいていた

ヨハ19:19「ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掲げた。それには『ユダヤ人の王ナザレ人イエス』と書いてあった」 「カイザルのほかには、私たちに王はありません(15)」…もともと人気のないヘロデが聞いたらがっかりするような言葉ですが、ピラトはこ…

ピラトに対する態度

ヨハ18:29「そこで、ピラトは彼らのところに出て来て言った『あなたがたは、この人に対して何を告発するのですか』」 ルカではこれにヘロデ王が加わって、登場人物がさらにややこしくなっています。もう一度おさらいすると、ローマから命を受けて大祭司にな…

喜びが全うされる

ヨハ17:13「わたしは今みもとにまいります。わたしは彼らの中でわたしの喜びが全うされるために、世にあってこれらのことを話しているのです」 イエス様がいよいよ決意を表し、十字架にかかる時がきました。イエス様の祈りはすべて父なる神の栄光へとつなが…

聞くに耐える力

ヨハ16:12「わたしには、あなたがたに話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません」 ちょっと恐い言い方ですが、真実が恐ろしいものだと聞くのにも忍耐する力が必要だとわかります。イエス様は「もはやたとえでは話さない…

とっても無理

ヨハ15:17「あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです」 12節の言葉とほぼ同じ御言葉です。重ねて言うことは、心して聞かねばなりません。とても重要なことだからです。しかし長い間クリスチャンをやってきて、互いに…

関係がある

ヨハ13:8「ペテロはイエスに言った『決して私の足をお洗いにならないでください』イエスは答えられた。『もしわたしが洗わなければ、あなたはわたしと何の関係もありません』」 文脈からすると、イエス様はイスカリオテ・ユダの足も洗ったことになります。ユ…

転換期

ヨハ12:26「わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます」 これはピリポのもとに来たギリシヤ人への答えです。ほかの福音書…

言葉だけで

ヨハ11:43「そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。『ラザロよ。出て来なさい』 」 今回のイエス様はとても慎重です。まず、ラザロが病気だと聞いたとき、なお2日そこにとどまられました(6)。ラザロたちがいたベタニヤはエルサレムから3キロ…

捨てる権威、得る権威

ヨハ10:18「だれも、わたしからいのちを取った者はいません。わたしが自分からいのちを捨てるのです。わたしには、それを捨てる権威があり、それをもう一度得る権威があります。わたしはこの命令をわたしの父から受けたのです」 イエス様の十字架は自らの意…

盲人の祝福

ヨハ9:31「神は、罪人の言うことはお聞きになりません。しかし、だれでも神を敬い、そのみこころを行なうなら、神はその人の言うことを聞いてくださると、私たちは知っています」 この盲人の信仰の拠り所は、この言葉にあると思います。自分の目を開いてくれ…

神から出た人たち

ヨハ8:44「あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさ…

弟子の中でも信じない者もいる

ヨハ6:64「しかし、あなたがたのうちには信じない者がいます」―イエスは初めから、信じない者がだれであるか、裏切る者がだれであるかを、知っておられたのである─」 「わたしがあなたがた十二人を選んだのではありませんか(70)」とあるように、イエス様ご…

さばきは主のもの

ヨハ5:30「わたしは、自分からは何事も行なうことができません。ただ聞くとおりにさばくのです。そして、わたしのさばきは正しいのです。わたし自身の望むことを求めず、わたしを遣わした方のみこころを求めるからです」 別の箇所では「もしわたしがさばくな…

女の求めていたもの

ヨハ4:12「あなたは、私たちの先祖ヤコブよりも偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を与え、彼自身も、彼の子たちも家畜も、この井戸から飲んだのです」 ユダヤ人はサマリヤ人と付き合いをしないわりには(9)、女は自分の祖先がヤコブであることを…

天に属する者になる

ヨハ3:31「上から来る方は、すべてのものの上におられ、地から出る者は地に属し、地のことばを話す。天から来る方は、すべてのものの上におられる」 私たちはみんな地に属するものでした。あるときから、天に属するものに変えられたのです。それはある日クリ…

婚礼での奇跡

ヨハ2:11「イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた」 最初のしるしは、一部の人にしか知られていませんでした。それは、いわゆる台所での出来事で手伝った弟子たちと、家…

恵みについて

ヨハ1:17「というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである」 恵みとまことが実現するまでに長い時間が必要でした。それは律法を理解し、罪を心からあぶり出すまでにそれだけの時間が必要だったとも考…

私生児と呼ばれる屈辱

ヘブ12:8「もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです」 クリスチャンには懲らしめが付きもの…だということでしょうか?もし「わたしのクリスチャンライフはすべて祝福されて、困ったこ…

アブラハムの心境

ヘブ11:19「彼は、神には人を死者の中からよみがえらせることもできる、と考えました。それで彼は、死者の中からイサクを取り戻したのです。これは型です」 創世記の中には主がアブラハムにイサクを捧げるように命令した後、主とアブラハムの間には何の会話…

とても怖い話

ヘブ10:26「もし私たちが、真理の知識を受けて後、ことさらに罪を犯し続けるならば、罪のためのいけにえは、もはや残されていません」 真理を知ってしまえば、もはや後戻りはできません。救いを決意し、罪を告白し、洗礼まで受けるなら、その人はクリスチャ…

主を待ち望む人のために

ヘブ9:28「キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです」 罪とあがない、キリストと十字架の関係はわかりましたが、それではクリスチャン…

思いに律法が刻まれる

ヘブ8:10「それらの日の後、わたしが、イスラエルの家と結ぶ契約は、これであると、主が言われる。わたしは、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつける。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる」 エレミヤ31章33節の言葉の引…

父も母もなく

ヘブ7:3「父もなく、母もなく、系図もなく、その生涯の初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似た者とされ、いつまでも祭司としてとどまっているのです」 メルキゼデクは神なのでしょうか?多くの人がこの疑問を持っています。聖書には「神の子に似た…

道しるべ

ヘブ5:7「キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔のゆえに聞き入れられました」 自分の子の願いなら何でもかなうものだと思いますが、イエス…

再び「きょう」という日

ヘブ4:7「神は再びある日を「きょう。」と定めて、長い年月の後に、前に言われたと同じように、ダビデを通して、「きょう、もし御声を聞くならば、あなたがたの心をかたくなにしてはならない。」と語られたのです」 ダビデを通してというのは詩篇95篇の7…

不信仰と御心

ヘブ3:16「聞いていながら、御怒りを引き起こしたのはだれでしたか。モーセに率いられてエジプトを出た人々の全部ではありませんか」 40年という年月は、1世代が過ぎる時間でした。つまり、助かった者はいなかったのです。たとえ御怒りを受けなかったとし…

兄弟たちと同じように

ヘブ2:17「そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それは民の罪のために、なだめがなされるためなのです」 神は完全なものを哀れむことはできません…

最初から難しい説明

ヘブ1:14「御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされたのではありませんか」 手紙の最初にあるはずの、あいさつや励ましの言葉がまったくありません。いきなり、神の御子イエス様の神格について書き始めています。しかも…

プラス75日

ダニ12:12「幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は」 ヨハネの黙示録では42ヶ月(黙13:5)、と書かれており、1260日の計算になります。多くの聖書研究者はダニエルの75日多い終末の預言を、艱難後に何かあると考えています。つまり…