無題

エゼキエル20章 わたしの名のために

エゼ20:14「しかし、わたしはわたしの名のために、彼らを連れ出すのを見ていた諸国の民の目の前でわたしの名を汚そうとはしなかった」 ご自分の名のために「彼らを絶ち滅ぼそうと考えた(14)」のをやめたのです。モーセの時代にエジプトで、主は「イスラエル人の…

エゼキエル19章 エジプトの地へ引きずって

エゼ19:4「諸国の民はその獅子のうわさを聞いた。その獅子は彼らの落とし穴で捕らえられた。彼らは鉤でこれをエジプトの地へ引きずって行った」 歴代の王で最も短命だったのはイスラエルのジムリ王で、わずか7日間の在位でした(1王16:15)。ユダ国ではエホアハ…

エゼキエル17章 馬と多くの軍勢を得ようとした

エゼ17:15「ところが、彼はバビロンの王に反逆し、使者をエジプトに送り、馬と多くの軍勢を得ようとした。そんなことをして彼は成功するだろうか。助かるだろうか。契約を破って罰を免れるだろうか」 出エジプト以来、エジプトとイスラエルの間にはシナイ半島…

エゼキエル16章 わたしの飾り物が完全

エゼ16:14「その美しさのために、あなたの名は諸国の民の間に広まった。それは、わたしがあなたにまとわせたわたしの飾り物が完全であったからだ。-神である主の御告げ-」 中世ヨーロッパでは日本を「黄金の国」と紹介され、いつかはジパングに行きたいと願う人…

エゼキエル15章 彼らから顔をそむける

エゼ15:7「わたしは彼らから顔をそむける。彼らが火からのがれても、火は彼らを焼き尽くしてしまう。わたしが彼らから顔をそむけるそのとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう」 「顔をそむける」とは、神の守りから外れるということです。主がイ…

エゼキエル14章 、尋ね求めた者の咎と同じ

エゼ14:10「こういう者たちは、自分たちの咎を負う。この預言者の咎は、尋ね求めた者の咎と同じである」 需要と供給のバランスが崩れると、経済は立ち行かなくなります。この場合の「需要」は、人々が預言者に都合の良いことばを期待することです。それに対し…

エゼキエル13章 主であることを知ろう

エゼ13:23「それゆえ、あなたがたは、もう、むなしい幻も見ることができず、占いもできなくなる。わたしは、わたしの民をあなたがたの手から救い出す。このとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう」 「わたしが主であることを知ろう」という定型文…

エゼキエル12章 決して延ばさないからだ

エゼ12:25「それは、主であるわたしが語り、わたしが語ったことを実現し、決して延ばさないからだ。反逆の家よ。あなたがたが生きているうちに、わたしは言ったことを成就する。神である主の御告げ」 「日は延ばされ、すべての幻は消えうせる(22)」は、良いこ…

エゼキエル10章 神殿は雲で満たされ

エゼ10:4「主の栄光がケルブの上から上り、神殿の敷居に向かうと、神殿は雲で満たされ、また、庭は主の栄光の輝きで満たされた」 エゼキエルがケルビムの詳細を記すのはこれで2回目です。最初はケバル川のほとりで、主からの召命を受けたときです(1章)。今回…

エゼキエル9章 額にしるしをつけよ

エゼ9:4「主は彼にこう仰せられた。「町の中、エルサレムの中を行き巡り、この町で行なわれているすべての忌みきらうべきことのために嘆き、悲しんでいる人々の額にしるしをつけよ」」 神殿の庭では長老たちが忌むべき像を拝み(8:10)、北の門ではバビロンの神…

エゼキエル8章 壁に穴をあけて通り抜けよ

エゼ8:8「この方は私に仰せられた。「人の子よ。さあ、壁に穴をあけて通り抜けよ。」私が壁に穴をあけて通り抜けると、一つの入口があった」 1節に「第六年」とあり、エゼキエルの最初にエホヤキンが捕囚に遭って5年目だとあるので(1:2)、ゼデキヤ王になって6…

エゼキエル7章 金は汚物のようになる

エゼ7:19「彼らは銀を道ばたに投げ捨て、彼らの金は汚物のようになる。銀も金も、主の激しい怒りの日に彼らを救い出すことはできない。それらは彼らの飢えを飽き足らせることも、彼らの腹を満たすこともできない。それらが彼らを不義に引き込んだからだ」 AFP…

エゼキエル6章 剣とききんと疫病とによって

エゼ6:11「神である主はこう仰せられる。「あなたは、手をたたき、足を踏み鳴らして、剣とききんと疫病とによって倒れるイスラエルの家の忌みきらうべきすべての悪に対して、『ああ』と叫べ」 「剣とききんと疫病」がイスラエルの民を襲うことを告げたのはエ…

エゼキエル5章 わたしの怒りが全うされると

エゼ5:13「わたしの怒りが全うされると、わたしは彼らに対するわたしの憤りを静めて満足する。わたしが彼らに対する憤りを全うするとき、彼らは、主であるわたしが熱心に語ったことを知ろう」 主は相当にお怒りになっています。このエゼキエルの預言はまだユ…

エゼキエル3章 テル・アビブの捕囚の民

エゼ3:15「そこで、私はテル・アビブの捕囚の民のところへ行った。彼らはケバル川のほとりに住んでいたので、私は彼らが住んでいるその所で、七日間、ぼう然として、彼らの中にとどまっていた」 現在のイスラエルのテル・アビブからケバル川までは500キロぐら…

エゼキエル2章 彼らはあつかましくて

エゼ2:4「彼らはあつかましくて、かたくなである。わたしはあなたを彼らに遣わす。あなたは彼らに『神である主はこう仰せられる』と言え」 エホヤキンが捕囚になって5年目(1:2)なら、まだエレミヤも生きていたはずです。エゼキエルとエレミヤに面識があった…

エゼキエル1章 彼らの翼の音を聞いた

エゼ1:24「彼らが進むとき、私は。それは大水のとどろきのようであり、全能者の声のようであった。それは陣営の騒音のような大きな音で、彼らが立ち止まるときには、その翼を垂れた」 エゼキエルはどこかで「全能者の声」を聞いたことがあるのでしょうか?ケ…

1列王記22章 友好関係を保っていた

1王22:44「ヨシャパテはイスラエルの王と友好関係を保っていた」 ヨシャパテはイスラエル国との講和を図り、自分の息子ヨラムとアハブの娘アタルヤとを結婚させています。ヨシャパテとしては友好関係を強くするつもりでしょうが、アタルヤを招き入れたことは…

1列王記20章 王は不きげんになり

1王20:43「イスラエルの王は不きげんになり、激しく怒って、自分の家に戻って行き、サマリヤに着いた」 アハブは好き勝手に判断し、もし悪いことが起きると不機嫌になる子どものような性格が見て取れます。それに対して妻のイゼベルは狡猾で残忍でした。エリ…

1列王記17章 幾羽かの烏が

1王17:6「幾羽かの烏が、朝になると彼のところにパンと肉とを運んで来、また、夕方になるとパンと肉とを運んで来た。彼はその川から水を飲んだ」 聖書の時代では1日2食が普通だったので、カラスは1日分の食料を運んできたことになります。とは言え、カラス(…

1列王記14章 彼の母の名はナアマ

1王14:31「レハブアムは彼の先祖たちとともに眠り、先祖たちとともにダビデの町に葬られた。彼の母の名はナアマといい、アモン人であった。彼の子アビヤムが代わって王となった」 ソロモンの次の王アビヤ(アビヤム)の母はアモン人でした。ソロモンが異邦人の…

1列王記11章 ヤロブアムは立ち去り

1王11:40「ソロモンはヤロブアムを殺そうとしたが、ヤロブアムは立ち去り、エジプトにのがれ、エジプトの王シシャクのもとに行き、ソロモンが死ぬまでエジプトにいた」 サウル王の最初が主に従う者だったように(1サム11:15)、ソロモンの王の初めは祝福に満ちて…

1列王記10章 ソロモンに謁見を求めた

1王10:24「全世界の者は、神が彼の心に授けられた知恵を聞こうとして、ソロモンに謁見を求めた」 もちろんソロモンに謁見し知恵を聞いて、「ただ」というわけにはいきません。多くの品々が贈り物としてソロモンに差し出されたことが書かれています(25-26)。…

1列王記7章 ナフタリ族のやもめの子

1王7:14「彼はナフタリ族のやもめの子であった。彼の父はツロの人で、青銅の細工師であった。それでヒラムは青銅の細工物全般に関する知恵と、英知と、知識とに満ちていた。彼はソロモン王のもとにやって来て、そのいっさいの細工を行なった」 唯一、この箇…

1列王記5章 レバノンから海へ下らせます

1王5:9「私のしもべたちはそれをレバノンから海へ下らせます。私はそれをいかだに組んで、海路、あなたが指定される場所まで送り、そこで、それを解かせましょう。あなたはそれを受け取ってください。それから、あなたは、私の一族に食物を与え、私の願いを…

1列王記3章 最も重要な高き所

1王3:4「王はいけにえをささげるためにギブオンへ行った。そこは最も重要な高き所であったからである。ソロモンはそこの祭壇の上に一千頭の全焼のいけにえをささげた」 メソポタミア地方には古くから異教の神を高い場所で拝む習慣がありました(2王21:3)。そ…

エレミヤ52章 合計は四千六百人

エレ52:30「ネブカデレザルの第二十三年には、侍従長ネブザルアダンが、七百四十五人のユダヤ人を捕らえ移し、その合計は四千六百人であった」 ネブカデネザルが第7年から23年までに捕囚した人数が4600人となっています。この前にエホヤキンがバビロンに囲まれ…

エレミヤ51章 他国人が主の宮の聖所に

エレ51:51「私たちは、そしりを聞いて、はずかしめを受けた。他国人が主の宮の聖所に入ったので、侮辱が私たちの顔をおおった」 聖所に入るには身を清め(2歴4:6)、いけにえを捧げ(出32:6)、特別な衣装を着なければなりませんでした(出39:41)。サムエルの息子た…

エレミヤ50章 主に争いをしかけた

エレ50:24「バビロンよ。わたしがおまえにわなをかけ、おまえは捕らえられた。おまえはそれを知らなかった。おまえは見つけられてつかまえられた。おまえが主に争いをしかけたからだ」 バビロンが滅びる前の記述はダニエルに書かれています。それによると、ネ…

エレミヤ49章 あの杯を飲むように

エレ49:12「まことに主はこう仰せられる。「見よ。あの杯を飲むように定められていない者も、それを飲まなければならない。あなただけが罰を免れることができようか。罰を受けずには済まない。いや、あなたは必ずそれを飲まなければならない」」 罰を受けるこ…